フウリンブッソウゲ
(あおい科)
(写真はすべて:2002年10月:父島・清瀬・海上保安署)
清瀬の交差点に面した海上保安署側にフウリンブッソウゲが植えられています。
花弁が深く細かく裂けて、強く反り返り、
下の写真のように花全体が6〜8センチほどの球状になっています。
また、長い雌しべが垂れ下がっています。
その先に雄しべがついている様子は、まさに夏の風に揺れる風鈴そのものです。
枝は3メートルほどによく伸びて、緩やかに垂れます。
ブッソウゲ(仏桑花)とは、ハイビスカスのことです。
フウリンブッソウゲは、ハイビスカスの仲間になります。
ハイビスカスの仲間は、朝咲いて夕方にしぼむ1日花が多いですが、
フウリンブッソウゲは何日も咲いています。
釣浜へ通じる道(都立小笠原高校への坂道)を登っていく途中左手にも
フウリンブッソウゲはあります。
また、小港の駐車場を過ぎた右手にもあります。
原産地は東アフリカだそうです。

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NO.63