(まめ科)
(ムニンデイコ:写真はいずれも:2001年3月:父島・小・中学校校庭)
ムニンデイコは冬に葉を落とし、葉を落とした枝先に総状花序を
伸ばして、2〜3月になると赤橙色の花をもとの方から徐々に
開花していきます。
小笠原ではムニンデイコを南洋桜とも呼び、
ムニンデイコの花が咲くと島に本格的な春が来ると言われています。
小笠原小・中学校の校庭に数本のムニンデイコの木があります。
上の写真のムニンデイコはその中で一番大きなものです。
時々、子供が登って遊んでいますが、枝に鋭い棘があるので
気をつけてほしいです。
太い幹にも棘は少し残っています。
(ムニンデイコの果実:2001年8月:父島・小・中学校)
父島では、支庁前にムニンデイコの大木があります。
湾岸道路が扇浦にかかるあたりに街路樹として植えられています。
15センチほどの長さの果実(莢)を上の写真のように付けます。