No.72
(フトモモ科)
大村地区を歩いていると
バンジロウに出会います。
左の写真は、小笠原支庁の
土木課駐車場のバンジロウ
です。
小笠原小・中学校の境に
大きなバンジロウがあります。
実がなると、小学生が木に
登って、もいでいる風景が
見られます。
また、小祝商店の駐車場脇に
もあります。
島の人は、英名の「グアバ」
(Guava)という名で呼んで
います。
(2003年8月:父島・小笠原支庁駐車場)
バンジロウ(グアバ)の花は、
連休頃から咲き始めます。
直径2〜3センチほどの白い
花を枝先に近い葉のわきに
つけます。
フトモモ科特有の花です。
たくさんの長い雄しべを花の
外に突き出すような感じの
花です。
(2002年5月:父島・小笠原小・中学校境)
(2002年9月:父島・小祝商店駐車場)
(2003年8月:父島・小笠原支庁駐車場)
バンジロウ(グアバ)の果実は
9月頃になると、大きいもので4センチほどの
円形に近い果実に成長します。
果実の表面はざらざらして黄緑色です。
果肉は明るいピンク色をしています。
独特の香気があり,果樹として熱帯各地で
栽培されているそうです。
昔はこの実にミカンコミバエが寄生しました。
熱帯アメリカ原産の常緑樹です。
高さ2〜4mに成長するそうです。
対生する葉(対になってはえている)は
短い柄をもっています。
キバンジロウ(No6:44)に比べ、
葉は大きく軟らかで葉脈もはっきり
しています。
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