[科名]スズメガ科
[亜科名]ホウジャク亜科
[学名]Macroglossum heliophilum Boisduval
琉球、台湾などに分布する広分布種で、台湾では普通に見られ琉球では散発的なので土着性は疑わしいようである。小笠原では,アカネ科の固有種オガサワワラボチョウジとオオシラタマカズラに幼虫を確認したことから国内で土着としては初めてではないかと思われる。成虫はホシホウジャクによくにているが昼行性であり本種は薄暮性で日没前から、日没後1時間ぐらいが活動時間のため区別できる。小笠原ではムニンタツナミソウソウという固有の草本があり白く花筒の長い花を咲かせるため口吻が長いスズメガによる受粉により結実するが、今まで見た人はいなくあまり結実しないことから絶滅説もあったが本種の確認により訪花している可能性がでてきた。今後花を訪れる姿を見られるようになるかもしれない。
[種名]イチモンジホウジャク



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