NO.1 ナハカノコソウ
Boerhavio repens L.

(オシロイバナ科・ナハカノコソウ属)

(南島:2002年4月22日)

 ナハカノコソウは、小笠原と琉球〜台湾、南中国〜インド、マレーシア〜ポリネシアの海岸に分布している植物です。小笠原では、南島の石灰岩地や砂浜に多く自生しています。南島を代表する植物のひとつです。
父島の南崎にもあるそうですが、私は見かけたことがありません。

植物の全体に毛があり、触るとべたつきます。葉は対生。
春から初夏にかけて、可憐な小花が集まった円錐状集散花序を伸ばし咲きます。
果実は、長さ3mmくらいのこんぼう状になります。

最近では、外来種とする見解もあります。


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