コバナムラサキムカシヨモギ
Vernonia cinerea (L.) Less. var. parviflora (Reinw. ex Blume) DC.
（きく科）

　　　　　　　　　　　　ちょっと見た目には、ウスベニニガナと見間違えますが、
　　　　　　　　　　　　花の大きさが小さいことや花がいくつも固まってつくこと、
　　　　　　　　　　　　葉が違うことなどからウスベニニガナとは区別がつきます。

２０００年４月：母島

　　　　　　　　　　　　下の写真からもわかるように植物全体がほっそりとしています。
　　　　　　　　　　　　山道を歩いていると、あれっと思う場所で、
　　　　　　　　　　　　風にゆれて可憐に咲いているコバナムラサキムカシヨモギに
　　　　　　　　　　　　出会うとうれしくなります。

２０００年４月：母島

　　　　　　　　　　　　花が咲き終わると、下の写真のような白い綿毛をつけます。
　　　　　　　　　　　　綿毛の直径は、１センチちょっとほどです。
　　　　　　　　　　　　綿毛の毛は、ウスベニニガナに比べて、まばらなために
　　　　　　　　　　　　あまり目立ちません。

２０００年４月：母島

外来：草本類（３）の表紙にかえる