コメツブウマゴヤシ
Medicago lupulina L.
(まめ科)
日当たりのよい場所に、葉や花がウマゴヤシに似たコメツブウマゴヤシ
が生えています。
時に、ウマゴヤシと混じり合って生えている場所もあります。
(2001年5月:父島・小学校)
コメツブウマゴヤシとウマゴヤシを見分けるには、
いくつかの方法があります。
葉は小葉「しょうよう」(3枚の小葉が1枚の葉)の先が
ウマゴヤシはへこんでいますが、コメツブウマゴヤシは
へこんでいません。
コメツブウマゴヤシの花は黄色いつぶつぶが集まっているような
花に見えますが、ウマゴヤシの花はとがった感じの花に見えます。
ウマゴヤシと大きく違うのは、果実(豆果「とうか」)です。
下の写真のように米粒よりも小さな果実(豆果)が
ブドウの房のように固まってつきます。熟すと黒い色になります。
ウマゴヤシは、渦巻き状の果実をもっています。
(2001年5月:父島・小学校)
コメツブウマゴヤシもウマゴヤシも6月頃には
枯れて見られなくなります。