(トウダイグサ科)
シマニシキソウは、小笠原では道ばたやちょっとした空き地で
よく見かける野の草ですが、葉も花も地味なために気づかれずに
見過ごされる植物です。
葉は表がこい緑色か明るい緑色をしていますが、葉の裏側は
白っぽい色をしています。
葉は先がとがっています。
また、葉の大きさは4センチから5センチぐらいです。
(2000年6月:母島)
葉の一部が赤くなっているものもあります。
葉の付き方は対生(葉が茎に2枚ずつ向き合ってついている)です。
下の右側の写真は、シマニシキソウの花です。
花のかたまりをルーペでのぞいてみてください。
小さな花が咲いているのを見ることができます。
シマニシキソウは世界中の熱帯(1年中暑いところ)や亜熱帯(小笠原
のようなところ)で見られます。
広分布:草本類(1)の表紙にかえる