イリオモテニシキソウ
Chamaesyce thymifolia (L.) Millsp.
(トウダイグサ科)
小笠原にはニシキソウの仲間が今のところ6種類あります。
その中でも、道ばたでよく見るのは
イリオモテニシキソウとハイニシキソウ、
それにシマニシキソウです。
シマニシキソウは、他の2つのニシキソウに比べて
大変大きな植物なのと、茎の色や葉と果実(さく果)の形が他の2つと
大きく違うので、すぐ区別ができます。
(2000年9月:母島・小中学校グランド)
イリオモテニシキソウとハイニシキソウは、
茎の色や葉の色で区別ができます。
イリオモテニシキソウの茎の色は黄緑色をし、
ハイニシキソウは赤紫色をしています。
また、葉の色はイリオモテニシキソウは黄緑色をし、
ハイニシキソウはこい緑色をしています。
葉の形は、イリオモテニシキソウがやや長い楕円形をし、
ハイニシキソウは丸い楕円形をしています。
イリオモテニシキソウの果実(さく果)は丸いのが特徴です。
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