ナガエコミカンソウ
Phyllanthus corcovadensis Muell.Arg.(syn. P. tenellus Roxb.)
(とうだいぐさ科)
ナガエコミカンソウは最近、小笠原に入ってきた植物のようです。
父島の大村地区や母島の沖村地区を中心にふえています。
(2000年11月:母島)
ナガエコミカンソウは、オガサワラミカンソウによく似ています。
ナガエコミカンソウは、花や果実の柄の長さが
4ミリから8ミリほどもあります。
下の写真からもわかるように、互生(葉が互い違いに
ついていること)についた葉の上から、
長い柄を持った花や実を見ることができます。
ナガエ(長柄)コミカンソウという名前はここからきています。
花には雄花、雌花があります。
実際に手にとってルーペで観察してみるとおもしろいです。
(2000年10月:母島・小学校)