スベリヒユ
Portulaca oleracea L.
(すべりひゆ科)


            夏、いろいろな野の草が生い茂る中に、
            スベリヒユが小さな目立たない花を咲かせています。
            花の色は黄色で、花びらは5枚です。
            スベリヒユは、1センチから2,5センチほどの丸い形を
            した厚い葉をもっています。
            葉の表面はすべすべしています。

(2000年8月:母島)

            スベリヒユは、道ばたや畑などに生える野の草ですが、
            地面をはうようにしてふえていきます。
            茎は紫がかった赤色をしていて、ときに20センチから
            30センチほど立ち上がります。
            小指の爪ほどもない小さな黄色い花を咲かせます。
            花びらは5枚です。
            果実は茎の先につきます。
            左下の写真のようにとんがり帽子のような形をしています。
            果実は熟すと途中から半分に割れます。
            中には黒い小さな実がびっしりとつまっています。
            小さな蟻が実をくわえて運んでいました。



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