ローレルカズラ
Thunbergia laurifolia Lindl.
(きつねのまご科)
境浦を過ぎ、ゆるやかなカーブをいくつか曲がると
扇浦の海岸が近づいてきます。
最後の大きなカーブを曲がる左側の谷間を埋め尽くすように
ローレルカズラがうす青色の花をたくさんつけて茂っています。
花は7月頃まで見られます。
(2001年4月:父島)
ヤハズカズラと同じように明治の終わりに
養蜂用(ミツバチが蜜をとるために)として植えられたものが
父島で野生化したようです。
他の樹木に巻きつき覆い被さるようにふえていきます。
花は漏斗状花で、先に5つの切れ目があります。
ローレルカズラは母島では見ることができません。
(2001年4月:父島)