ハナイバナ
Bothriospermum zeylanicum (J.Jacq.) Druce
(むらさき科)
ハナイバナは、花が大変小さいために
見過ごしてしまう野の花の一つです。
小笠原では、主に3月から5月頃に見られる野の植物です。
(2001年4月:父島)
上の歩道脇に生えているハナイバナは、
花がついているのがわかりません。
しゃがんで目を近づけて観察してみてください。
小さな花が葉の間に見えますね。
花は3ミリから5ミリほどで、
青みがかった白色をしているのがわかります。
よく見ると葉の表面にはしわがあり、波打っています。
ハナイバナは、葉(ハ)内(ナイ)花(バナ)で、
葉の間に花が咲くという意味のようです。
(2001年4月:父島・村役場)