ウスゲキダチキンバイ
Ludwigia octovalvis (Jacq.) Raven subsp. octovalvis
(あかばな科)
ウスゲキダチキンバイは、父島では扇浦の川の中や清瀬川の中に見られます。
母島では、乳房ダムの堰堤の下や
学校横の要橋辺りの川の中に生えています。
水辺の好きな植物です。
草丈は1メートルぐらいになります。
(2001年6月:父島・扇浦)
葉は細長く、先がとがっています。
花の色は黄色です。
花弁は4枚で、花に触れると、はらりと散ります。
花が咲くとしだいにさく果(縦に割れて種子が飛び散る果実)
が伸び、花が散ったあと3から5センチほどに成長します。
さく果は円筒形で、縦に8本の稜があります。
日本では小笠原の他に南西諸島で見られます。
(2001年6月:父島・扇浦)