メドハギ
    Lespedeza cuneata G.Don
(まめ科)


            清瀬川に沿ってつくられた歩道脇に、
            時計が設置されています。
            そこはちょっとした芝生の広場になっていますが、
            そこには、さまざまな野の草がはえる場所にもなっています。
            野の草がある程度伸びると、
            定期的にブッシュクリナーできれいに刈り取られてしまいます。
            刈り取られる野の草の中にメドハギもあります。

2001年8月:父島・巽道路横

            メドハギは、小笠原高校へ登る右側の崖にも見られます。
            また、巽道路終点付近の両側にもあります。
            いずれも、新しく人の手が加わった場所です。
            雑草は掘り起こされた場所や造成された場所が大好きです。

2001年8月:父島・巽道路横

            メドハギは多年草で、茎は直立し
            大きいもので60センチから1メートルほどに成長します。
            葉は、下の写真からもわかるように3出複葉
            (3枚の小葉で1枚の葉を形作っている。
            シロツメクサやカタバミなどが3出複葉。)です。
            花は、まめ科特有の花です。
            茎を占いの筮(めどぎ)に使ったことからその名があります。
            その後、筮(めどぎ)は竹を使うようになりました。

2001年8月:父島・巽道路横

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