エノキアオイ
Malvastrum coromandelianum (L.) Garcke
(あおい科)
エノキアオイは、多年草(根が枯れずに何年もはえてくる)です。
清瀬の二つのトンネルの間で見ることができます。
また、大村地区や奥村地区の住宅地でも見ることができますが、
それほど数は多くはありません。
茎は直立して、高さが40〜50センチほどになります。
葉はエノキの葉に似ています。
1センチほどの大きさの淡い黄色の花を茎の先端に数個ずつ
固まってつけます。
(2001年10月:父島・清瀬)
(2002年4月:父島・大村) (2001年10月:父島・清瀬)
花のあとは、右上の写真のような果実をつくります。
果実は10個から17個の分果からできています。
エノキアオイは、熱帯アメリカ原産で、
東南アジアをはじめとする熱帯から亜熱帯にかけて広く見られます。
かなり、昔に南西諸島や小笠原でも見られるようになりました。
別名アオイモドキとも呼ばれています。