(カラクサナズナ:写真2枚とも:2002年4月:父島・東町)
東町の酒屋さん横の電柱の周りに見なれない野の草が生えていますよ
と連絡があったので、さっそくカメラ片手に出かけてみました。
上の写真のように羽状に裂けた葉をもった野の草が電柱の周りにありました。
さっそく図鑑で調べてみました。
カラクサナズナという名前の野の草だということが分かりましたが、
この野の草は戦前から小笠原に生えていることも知りました。
また別名、カラクサガラシとかインチンナズナとか呼ばれています。
果実が独特の形をしています。
2個の球がくっついた形をしていて、それがブドウの房のようにかたまって
います。
草には臭いがあり、乳牛がこの草を食べると
牛乳にその臭いがうつると言われています。

外来:草本類(1)の表紙にかえる
カラクサナズナ
Coronopus didymus (L.) Sm.

(なずな科)