いつも帰化植物の情報を頂いている
Nさんから「中央山を過ぎた道路の
のり面にウラジロチチコグサが生え
ています。」と教えられ、さっそく見に
行きました。コンクリートで段々状に
したのり面に左のような植物が
点々と見られます。
のり面が切れた道路の路肩(ガード
レールの外側)にも生えています。



図鑑によると、南アメリカ原産の多年生
草本で、新旧大陸に帰化しているそ
うです。
葉の表面には毛が少ないが、葉の裏や
茎には白い毛が生えて白く見えます。

(写真はいずれも:2003年6月:父島・中央山過ぎ)

茎につく葉のへりが波打っています。
帰化植物の専門家に問い合わせた
ら、大変繁殖力の強い植物なので
何とかしたほうがいいとアドバイスを
受けました。
今度、近くに行ったときに、目につく
ウラジロチチコグサを引き抜いて
こようと思います。


ウラジロチチコグサ
Gnaphalium spicatum Lam..
(きく科)
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