No.83タコヅル

固有種:タコノキ科)

タコヅルは
父島や母島で群落を
形成しています。
特に、母島では乳房山で
タコヅルの大群落が見られ
ます。
父島では、中央山や東平
旧道で群落が見られます。

タコヅルは他の樹木に
絡みつき覆いかぶさり、時に
樹木を枯らしてしまいます。

タコヅルは雌雄異株です。

(2003年7月:父島・東平旧道沿い)
(2008年6月:父島)

タコヅルの雄花:茎先から粟状の花序を
伸ばす。

(2003年7月:父島・中央山)

タコヅルの雌花:茎先から肉穂状の花序が
2〜3本伸びます。

10月を過ぎた頃、
タコヅルの果実は赤く
熟します。

タコヅルの葉は螺旋
状に生え、葉の縁と
主脈下面に棘があり
ます。

茎の節から気根を
出して他の樹木に
絡みつきます。

(2002年10月:母島・乳房山)


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