シュロガヤツリ
Cyperus alternifolius L. subsp. flabelliformis (Rottb.) Kuk.
(カヤツリグサ科)
シュロガヤツリは湿ったところが好きな植物です。
学校の前を流れる川の中にもシュロガヤツリは見られます。
シュロガヤツリは、明治の終わり頃、観賞用(見て楽しむ)として
小笠原で栽培されたようです。
今では父島や母島などの湿った土地に生えています。
特に、海岸近くの沢などでよく見られます。
(2000年6月:母島)
ショロガヤツリは、草丈(大きさ)が80センチから
1メートルにもなります。
右下の写真はシュロガヤツリの花です。
シュロガヤツリという名前は、茎の先にシュロに似た葉が
輪生状(葉が輪のように生えること)
についているからです。
(2000年6月:母島)