コヒメビエ
Echinochloa colona (L) Link
(いね科)
イヌビエは世界の熱帯から温帯にかけて見られる
野の草です。
日本でも各地に見られる1年草です。
道ばたや空き地などで見られます。
(2001年8月:父島・三日月山)
小笠原でもあちらこちらで見られます。
小笠原小学校の校舎裏に固まってはえています。
三日月山展望台へ行く道の途中の
あまり日の当たらない道ばたでも見られます。
おでこの鼻(大上神社下)にもありました。
(2001年8月:父島・三日月山)
イヌビエは大きく育つと1メートル近くになるそうです。
和名のイヌビエ(犬稗)は、食用にならないヒエという意味だそうです。
漢名は野稗です。
小笠原には、同じ仲間にヒメイヌビエやコヒメビエなどが
あるといわれていますが、
区別が大変難しいので、ここでは単にイヌビエとしておきます。
(2007年2月、小穂の特徴からイヌビエからコヒメビエに変更します。)