ギネアキビ
Panicum maximum Jacq.
(いね科)
8月の終わり頃、セイバンモロコシが大村地区や清瀬、
奥村地区で、盛んに穂を出し風にゆれはじめます。
同じ頃、清瀬の気象庁住宅前のT字路崖下に、
一見セイバンモロコシによく似たいね科の植物が下の写真の
ように固まってはえ、風にゆれています。
陽を浴びて、白く光って見えるのが、ギネアキビです。
(2001年8月:父島・清瀬)
ギネアキビは、草丈もセイバンモロコシに似ていて、
大人の背丈ほどになります。
しかし、下の写真からもわかるように
ギネアキビとセイバンモロコシの穂は大きく違います。
ギネアキビは、南アフリカ原産(その植物の故郷)で、
牧草として世界各国で栽培され、野生化しているといわれています。
ギネアキビの小穂は小さく、まばらについている。
(2001年8月:父島・清瀬)
セイバンモロコシの小穂はギネアキビに比べずっと大きく、
密についている。(2001年9月:父島・清瀬)
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