タチスズメノヒエ
Paspalum urvillei Steud.
(いね科)
小笠原でも9月の終わりになると、
急にいね科の野の草が目につくようになります。
下の写真のタチスズメノヒエもその一つです。
(2001年9月:父島・清瀬)
一つの株から10〜20本ほどの穂のつく枝(茎)を出します。
小穂は2,5ミリほどの長さがあり、
白い色の長い毛がたくさんはえています。
ルーペでのぞいて見てください。
また、小穂は枝に2〜3列に並んでつきます。
タチスズメノヒエの穂は、下の写真のように中途半端にしか
開きません。
南アメリカ原産です。
(2001年9月:父島・清瀬)