オガサワラスズメノヒエ
Paspalum conjugatum Bergius

(いね科)


            オガサワラスズメノヒエという名前ですが、原産地(その植物の故郷)は
            熱帯アメリカです。
            今では世界の熱帯から温帯にかけて広く見られます。
            オガサワラスズメノヒエは多年草(茎が枯れても根が残り、
            またはえてくる。)です。
            オガサワラスズメノヒエは、日本では沖縄や小笠原で見ることができます。
            畑や野原、道ばたにはえていますが、
            小笠原ではかなり昔からはえていましたが、
            数がそれほど多くないので気をつけないと見落とします。

(2001年9月:父島・小・中学校校門)

            草丈は高いもので60センチほどになります。
            なんと言っても下の写真のように穂の枝を2本、ほぼ平行に出して、
            1,5ミリほどの小穂を2列につけるので、
            すぐオガサワラスズメノヒエだとわかります。
            ただ、メヒシバと穂の感じが似ているので、見過ごすことがあります。

(2001年9月:父島・小・中学校校門)



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