6月歳時記
(2007年6月12日:ムニンヒメツバキ) | |
今年の6月は霧雨、どしゃ降り、雨、雨、雨。雨ばかり、、、。この雨もあと一週間くらいでしょうか。 今日は長雨のひとやすみ、写真を撮りに行きました。 島の花であるムニンヒメツバキが美しく咲いています。来月上旬頃には山での一斉開花が見られそうです。鳥は、イソヒヨドリやメジロが子育ての真っ最中です。親より大きい程のヒナが親を呼んで忙しなく鳴いています。夜にはグリーンペペが光ります。雨が多かったので、数は増えています。気温が高くなれば、もっと数多く見られそうですね。 雨の多い今年、島民を悩ませたものがありました。 ヤスデという小さな昆虫です。毎日外を掃除しても、アパートの2階だろうが3階だろうが数時間でまたゾロゾロとやってきます。油断すると家にも入ってくるのです。 ヤスデは、有機物を分解してくれる虫のようです。いい土を作ってくれている虫なのですが、集団でいることとアンモニア臭のような匂いが困りものです。天敵はイソヒヨドリくらい。 ヤスデは現在、集落を中心に多い。その中でも、大村や小曲の一角では発生していないか、または個体数が少ない様です。今後も分布を拡大したり、個体数が増えていく可能性もあります。土の移動には注意が必要です。 村でも、殺虫剤を配布するなど対応をしていると聞きました。我が家では、ヤスデが集まりそうな隙間や排水溝などに熱湯をかけるようにしています。(他にもいいアイディアがあったら教えてくださ-い!) 長い雨はいやなことばかりではありませんでした。 なにしろ植物には恵みの雨ですから、、、 きのこはヤコウタケ(グリーンペペ)の他にも、アラゲキクラゲが山だけでなく公園の木々に大量に発生しました。 自給自足の生活に向けて育てている家庭菜園の苗は活き活きと成長してくれたし、山のみどりは一層深く濃く、マイナスイオンもたっぷりでてそうな(?)霧の中を散歩するのも、いつもと違った趣があります。 |