トゲナシウマゴヤシ
Medicago polymorpha L.var.confinis Osada
(マメ科)
父島の芝生の上を歩いてみると、ウマゴヤシやコメツブウマゴヤシと混ざってトゲナシウマゴヤシが生えています。 ウマゴヤシやコメツブウマゴヤシと比べると少ないように感じますが、分布は父島の東町、西町、奥村、北袋沢、洲崎など。かなりあちこちにあります。 小笠原で一番早く咲きはじめるのは、コメツブウマゴヤシです。 早ければ、秋ごろから咲き始めます。 コメツブウマゴヤシの果実がなり始める頃に、今度はウマゴヤシやトゲナシウマゴヤシの花が咲き始めます。 |
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(2004年4月:父島、奥村グラウンド) | |
トゲナシウマゴヤシとウマゴヤシはよく似ていますね。 小葉(しょうよう)の頂点もへこんでいます。 花もそっくりです。 見分け方としては、 果実で区別します。 渦巻状の果実にとげ状の突起がある方がウマゴヤシ、とげ状の突起がない方がトゲナシウマゴヤシです。 よーく果実の様子を見てみましょう。 ウマゴヤシの仲間は、気温の上がる6月頃には枯れてなくなります。 |
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果実(4月) |