いね科
(写真は2枚とも:2002年5月:父島・高校への坂道)
小笠原高校へ登る坂道の左側は斜面になっています。
その斜面にチガヤが生えています。
4月から5月にかけて、斜面をたくさんの白い花穂が飾ります。
花穂が日の光を受けて白く光って、一斉に風にゆれている風景は
なかなかいいものです。
母島でも、南崎へ行く途中、一面のチガヤの野原があります。
葉の長さは30センチから60センチ、幅1センチほどです。
根は白く太く地中に長く横にはいます。
茎は束生(ススキのように株だちすること)します。
チガヤはアジア、アフリカの温帯から熱帯の野原や山地に
群生する多年草です。中国名は白茅だそうです。

チガヤ
Imperata cylindrica P.Beauv.var.major C.E.Hubb.



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