ムラサキウマゴヤシ
【別名:アルファルファ】
Medicago sativa L.


(マメ科)

(2005年4月:父島)
 ムラサキウマゴヤシは別名アルファルファと呼ばれ、世界各地で牧草として利用されています。
種子から発芽したもやし状のものは食用になります。
小笠原での利用はなく、農園の片隅で可憐な花を咲かせていました。個体数は少ない。

高さ80cm程で、直立し途中で枝分れします。
托葉(たくよう:葉の基部にある小さい葉のようなもの)は狭披針形で、コシナガワハギに似ています。
小葉(しょうよう)が細長い。

豆果は扁平でらせん状に巻き、棘のない円をつくります。豆果には数個の種子が入ります。

小笠原にあるウマゴヤシ属は、他にウマゴヤシトゲナシウマゴヤシコメツブウマゴヤシがあります。
ムラサキウマゴヤシ以外の花の色はみんな黄色をしています。
若い果実

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